YOKOGAWA 278610 6ダイヤル可変抵抗器 校正・最適調整済 0.1Ωstep~111.1110KΩ 卸売 2013年製造品

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商品情報

YOKOGAWA 2786 10 6ダイヤル可変抵抗器 校正・最適調整済価格は1台の値段です。 開始価格で入札出来ます。 システム利用料等は不要です。
電気計測超精密研究所では基本的にはヤマト宅急便送料着払い(元払いも可能)で中部地域
から発送します。ヤフネコパック、ゆうパック、他宅急便も対応可能です。交通費実費にて手渡し
も可能です。無理のない出品商品などの同梱包や商品(ゆうパックのみ)も可能です。
上記の対応が出来ない業者・出品者〔同梱包、など〕や配達会社選択の
指定業者送料元払いのみで、実費をかなり上回る高い送料設定者は禁止出品物等に
該当している違反商品の申告対象となり、トラブル等が多いため十分注意が必要です。
入金確認後、最適調整と再校正などのため、発送は落札から3~7日後程度の予定です。

@ヤフネコ!(宅急便)は送料無料です。

使える製品かどうか検査・試験済です。ジャンクなどではありません。
必ずヤフーオークションに出品している商品についてをご覧ください。
校正・点検は電気計測超精密研究所で実施しており、出荷日が校正日です。
よくある校正書付・校正期間内シール有り等は商品出荷時に再校正を
実施しなければ故障品・校正不良品かは不明ですので十分ご注意下さい
電気計測超精密研究所はJCSS、ISO/IECなどの認定業者とは関係ありません

本体の外観・程度は品で良いほうです。少しキズ・汚れなどがあります。
シリアル番号は本体に明記されております。2013年製造品です。
主抵抗の確度などに影響しない一部調整抵抗が入っております。最適調整を実施済です。
一番下の試験データのように現状で非常に誤差が小さくなっております。
最適調整・校正ではよくある100Ωレンジ確度±(0.01%+4mΩ)程度の6桁半DMM
などでは無く、100Ωレンジ確度±(0.001%+0.2mΩ)の8桁半DMMで校正です。
現在も販売中の商品で詳細はこちらです。(YOKOGAWA社HP)

電気的性能、その他の機能すべて基本動作確認済みです。
こちらで発送時に再校正・再検査した校正証明書・検査合格証・試験成績書
経年変化試験成績表がありますので、納入時の誤差がわかりますからそれらを参考
に出来ます。経年変化試験成績表は、どの程度基準値から変化したのか参考になります。
(標準室環境で保存)校正・検査記録範囲は抵抗発生です。
もちろん、指示値が十分に仕様・確度以内であることは確認済みです。

お送りする物:本体、取扱説明書(日本語・コピー)、トレーサビリティ体系図
校正証明書・検査合格証・試験成績書・経年変化試験成績表・校正試験成績表

*その他何かご希望される場合はいろいろな精度・タイプの物がありますのでご相談ください。

取扱説明書がありますので、基本操作・設定は簡単です。
基本操作・設定・測定のみサポート可能です。

校正・検査には校正済みの各種標準抵抗器、8桁半デジタルマルチメータ
HP 3458A、アドバンテスト R6581、その他試験器を使用しました。
各種機能・レンジの経年変化も確認済みです。
電気計測超精密研究所では入荷時と出荷時の最低2回校正を実施して
おりますので、明らかに製品仕様を満たさない故障と考えられる異常な短時間
変化が無いことと、正常範囲内の経年変化であることを確認しています。

電気計測超精密研究所では直流電圧、直流電流、交流電圧、交流電流、直流抵抗の
研究、超精密測定、デジタルマルチメータの校正をしております。トレーサビリティもあります。
お問い合わせ、見積、ご意見、ご要望、ご質問はこちらまでお願いします。 YOKOGAWA 2786 10 6ダイヤル可変抵抗器
抵抗値範囲 0.1Ωstep~111.1110KΩ 現行品
確度(温度23℃±3℃、湿度45%~75%、印加電力0.1W以下、校正確度0.01W以下にて) ステップ 確度
(%) 温度係数
α23
(ppm/℃) 許容電流 校正時
必要確度 電気計測
超精密
研究所
校正確度 参考資料
5桁半
DMM
測定確度 0.1Ω ±2 ±250 1.7A ±0.5mΩ ±0.1mΩ ±8mΩ 1Ω ±0.5 ±100 550mA ±1mΩ ±0.05%
+±8mΩ 10Ω ±0.1 ±20 170mA ±2mΩ ±0.001%
±0.2mΩ 100Ω ±0.05 ±10 55mA ±10mΩ ±0.001%
±2mΩ ±0.05%
+±80mΩ 1kΩ ±0.05 ±10 17mA ±0.1Ω ±0.001%
±2mΩ ±0.05%
+±0.5Ω 10kΩ ±0.1 ±50 5.5mA ±2Ω ±0.001%
±0.02Ω ±0.05%
+±5Ω 残留抵抗23mΩ以下

使用電力範囲 0.3W/step 全体で3W以下 ただし、最高回路電圧は250V以下 本体寸法 116(H)、497(W)、120(D) 3.5kg

試験データ(使用標準測定器HP 3458A、アドバンテスト R6581) 2020.3 校正 設定値 0.1Ω 1Ω 10Ω 100Ω 1kΩ 10kΩ 1 0.102 1.004 10.000 99.990 0.99997 9.9970 2 0.203 2.008 19.992 199.98 1.9998 20.001 3 0.300 3.003 29.989 299.97 2.9997 30.000 4 0.400 4.005 39.979 399.95 3.9996 39.999 5 0.502 5.003 49.994 499.93 4.9997 49.989 6 0.600 6.000 59.990 599.92 5.9997 59.986 7 0.699 7.002 69.981 699.91 6.9995 69.987 8 0.797 7.998 79.978 799.90 7.9994 79.984 9 0.897 9.000 89.968 899.88 8.9993 89.987 10 0.993 9.997 99.964 999.87 9.9993 99.984 試験電流 10mA 1mA 100uA *設定値0~10すべての各値は残留抵抗+0.020Ωを引いた値
*100Ωステップ以上の「設定値1」で測定電流は一つ下のステップの電流値で測定。試験確度も同様

@参考資料にある5桁半DMMでは1kΩステップ以下で可変抵抗器の発生確度より
かなり悪い測定確度のため「可変抵抗器の仕様以内か?」はマッタク判別出来ません。
校正・点検では下記の試験データのように各ステップごとに校正時必要確度より
良い確度で0~10までそれぞれ測定する必要があります。
*品の場合、可変抵抗器の校正・点検ではゼロ安定度の試験も重要で内部切替
スイッチなどの不良をみるため±0.001Ωの変動を正確に測定する必要があります。
一般的な6桁半~5桁半DMMでは100Ωレンジ、ゼロ測定確度は±0.004Ω~
±0.008Ωのためゼロ点校正・点検にはなりません。ゼロ点必要測定確度±0.5m
Ω ゼロ点だけの測定なら100mΩ以下のレンジがあるmΩメータなどでも可能ですが
実際にはゼロ点だけでなく各ステップ、各ダイヤルの校正確度も必要なため総合的に
校正・測定するには8桁半デジタルマルチメータなどが必要です。例えば10
Ω レンジ測定確度、読みの±0.002%以下、レンジの±0.002%以下です。
よくある測定値が表示されていても実際のところ誤差範囲が広い場合があります
#上記試験データ100Ωステップで例えば「2」=199.98となっていますが実際の出力
は残留抵抗0.02Ωが入りますので200.00Ωです。この場合の測定誤差範囲は
電気計測超精密研究所校正確度は±0.002Ωですので「199.99~200.01」
範囲内になっていますが、校正対象品の発生確度を考慮しての表記となっております。
(高確度校正測定値は残留抵抗込み、200.000で199.998~200.002の範囲内)
この場合の測定誤差範囲で参考資料5桁半DMM測定確度±0.05%+±80mΩでは
±0.18Ωとなり仮に「200.00」と測定値が出たとしても実際には「正しく校正済み」で
あっても「199.82~200.18」範囲内の発生値になっている可能性があります。
2786可変抵抗器の100Ωステップの発生確度は±0.05%ですので残留抵抗分を
除き、製品仕様範囲内は「199.9~200.1」です。参考にもならない測定値に注意

試験データ(使用標準測定器HP3458A、アドバンテストR6581) 2020.4 最適調整後 設定値 0.1Ω 1Ω 10Ω 100Ω 1kΩ 10kΩ 1 0.102 1.004 10.000 99.988 1.00000 10.0001 2 0.203 2.008 19.998 199.98 2.0001 20.000 3 0.300 3.003 30.003 299.97 2.9999 30.000 4 0.400 4.005 39.999 399.97 4.0000 39.999 5 0.502 5.003 50.001 500.03 5.0000 50.001 6 0.600 6.000 59.998 600.02 6.0000 60.001 7 0.699 7.002 70.001 700.01 6.9999 69.999 8 0.797 7.998 79.998 800.00 7.9999 79.999 9 0.897 9.000 89.995 899.99 9.0000 89.999 10 0.993 9.997 99.991 999.98 9.9999 99.999 試験電流 10mA 1mA 100uA *設定値0~10すべての各値は残留抵抗+0.020Ωを引いた値 @10Ωレンジ、内部4抵抗微調整
@調整抵抗 500Ω(0.1Ω追加) 2k、4k、5k(各0.2Ω追加) 10k(3Ω追加) 50k(12Ω追加)

可変抵抗器などの発生確度は主抵抗の安定度、スイッチのゼロ抵抗と絶縁抵抗
許容電力、出力端子など総合的な判断基準が必要です。
例えば主抵抗に金属皮膜抵抗器を使用でも安定度不明(抵抗温度係数や経年変化)
な場合は抵抗値単体確度としては抵抗値許容差(±1%など)より良い確度
(例えば±0.2%など)は最適調整してあっても簡単には実現出来ません。
抵抗温度係数を検査していない抵抗器の抵抗温度係数は明記が無い場合
±0.02%/℃の粗悪品もあり、経年変化も不明で±0.1%は考慮する必要があるためです。
このような場合は校正(調整)温度が23℃とした場合±10℃も変化すれば
抵抗温度係数±0.02%/℃とすると±0.2%となり、経年変化も不明ですが±0.1%
とするとそれだけで±0.3%となります。流す電流(電力)により抵抗器が発熱して
抵抗値が変化するのでそれも規定する必要があります。
例えば0.25W仕様の抵抗器に0.1W相当の電流を流しますと流している時間にも
よりますが数℃~十数℃抵抗器の温度上昇があります。
仮に+10℃も変化すれば抵抗温度係数±0.02%/℃とすると±0.2%にもなります。
その他に校正確度(調整時)と低い抵抗値ではスイッチの接触抵抗分(数十mΩ~数百mΩ)
高い抵抗値ではスイッチ、端子の絶縁抵抗分が関係してきます。特に絶縁抵抗分は
通常100kΩ以上で問題になり校正時は良くても湿度が高い環境や絶縁抵抗劣化により
想定発生値以下の不良な発生抵抗値になるなどがあります。
このことから安定度不明な主抵抗ですと確度±0.5%ですらわからないレベルとなります。

安価なスイッチですと1Ωステップ、1MΩステップでは確度±0.5%すら実現できません。
ゼロ抵抗分を除いても、1Ωステップ、1Ω設定時に1Ω±0.005Ω以内が各ダイヤルの
合計ゼロ安定度がそこまで良くない場合がほとんどで実際には実現困難です。
1MΩステップでは10MΩ設定時に10MΩ±0.05MΩ以内になる絶縁抵抗値は2000M
Ω 以上必要で高湿度環境などでは絶縁抵抗値が2000MΩ以下となる場合があります。
10Ωステップ、100kΩステップでも確度±0.2%を実現するのは難しいと思われます。
10Ωステップ、10Ω設定時に10Ω±0.01Ω以内を各ダイヤルの合計ゼロ安定度が
実際に実現出来るかは不明で、安定しない場合もあります。
100kΩステップでは1MΩ設定時に1MΩ±0.001MΩ以内になる絶縁抵抗値は1000M
Ω 以上必要で高湿度環境などでは絶縁抵抗値が1000MΩ以下となる場合があります。
100Ωステップ~10kΩステップで確度±0.2%を実現するには最適調整・校正済み
6桁半以上のマルチメータを使用し測定確度±0.015%(100Ω~1.2MΩ)より良い
必要があります。抵抗温度係数±0.0025%/℃、経年変化検査で±0.025%/年以内
の抵抗器を使用する必要があります。これは0.1W以下の場合となります。
一般的には安価で入手しやすい抵抗温度係数±0.005%/℃ですと確度±0.3%です。

一般の有名製造社製品はかなり余裕をもって製作されております。
例えば確度±0.5%で公表している6ダイヤル可変抵抗器は抵抗温度係数±0.01%/℃
としており、仮に20℃基準として0℃~40℃の範囲内で使用しても主抵抗の変化は
±0.2%となり、余裕があると言えます。

一般の有名製造社製品で確度±0.01%+2mΩで公表している6ダイヤル可変抵抗器は
抵抗温度係数±0.0005%/℃前後になっており、仮に20℃基準として10℃~30℃の
範囲内で使用しても主抵抗の変化は±0.005%となります。内部に大きな標準抵抗器を
使用しているため、0.1W程度の電流で内部抵抗器の温度上昇は数℃で抵抗値の変化は
いくつか実施した代表的な実測での試験では最大±0.002%程度の変化でした。
経年変化は実測値で±0.001%/年程度である場合がほとんどです。

品ではスイッチが劣化して接触抵抗値が大きくなっている場合や不安定な場合が
よくありますので十分注意が必要です。年間確度±(0.02%+6mΩ)以下のダイヤル
可変抵抗器の校正試験では10Ωで±00.0004Ω以下の抵抗値安定度測定が
出来る標準測定器が必要です。4桁半のmΩメータなどで100mΩ±000.40mΩは
ゼロ付近だけの測定は出来ますが、10Ω以下で±0.0004Ω程度になっているか?の
確認出来ないため、4桁半のmΩメータでは校正試験にはなりません。
これは例えば、可変抵抗器10.000Ω設定した場合に±00.001Ω程度の安定度に
なっているか?の確認でダイヤルの再設定を繰り返した時にする校正点検になります。
これを確認するには10Ωレンジで推奨±0.0002Ω、悪くても±0.0004Ω以下の
測定確度が無いと点検出来ません。一部機種を除く一般的な6桁半DMMでは100
Ω レンジで測定確度±(読みの0.01%+レンジの0.004%)としますと10Ωの場合
±0.005Ωとなり、校正済みでも一桁悪い±0.01Ωしか実測では判別出来ません。

@可変抵抗器1Ωレンジ発生確度±0.5%では例えば、1Ω設定時±0.005Ωの
誤差範囲内を確認することになりますが測定確度 ±0.0041Ωではどちらが良いか
わからないレベルで確認出来です。さらに5桁半DMM測定確度 ±0.0085
Ω では測定器のほうが測定確度が悪いため「動作確認済」のはずがありませんね。

電気計測超精密研究所でも各種の標準抵抗器、可変抵抗器などを製作しております。
それぞれ使用している各種抵抗器は基本的に正常に使用可能かどうか
それぞれの性能範囲内の経年変化になっているか?のチェックして使用しています。
例えば金属皮膜抵抗器は経年変化±0.1%/年以内を確認しています。
(1Ω~10MΩ、抵抗温度係数±0.0005%/℃~±0.005%/℃、一部±0.02%/℃)
金属箔抵抗器になりますと経年変化±0.0001%/年レベルを確認しています。
(1Ω~10MΩ、抵抗温度係数±0.001%/℃~±0.00001%/℃)
抵抗器にかかわらず必要な場合は簡易的に抵抗温度係数の測定も実施しています。

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